Archive for January, 2011

夫婦の行方

結婚生活にはいろんなことが関わっています。性格、考え方、お金、子育て、性生活、仕事、姑との関係などが複雑に絡んでいて、それを全て知らないことには他人の夫婦関係の行く先などわかるはずがないと考えるのが一般的です。 しかし、マルコム・グラッドウェルのBlink「第一感」の中でおもしろいことが紹介されていました。 ワシントン大学の心理研究所でジョン・ゴッドマンは、3000組以上のカップルの会話の様子をビデオに撮って、そこに現れる感情を「愚痴」「悲しみ」「ニュートラル」「軽蔑」….等、20種類に分類する実験を行いました。その結果、夫婦の会話を15分解析すれば、95%の確率で15年後の夫婦が予想できるとのこと。以下の4つの感情に着目すれば今後うまくいくどうかがすぐに分かるというのです。 「防衛」「はぐらかし」「批判」「軽蔑」 ジョン・ゴッドマンはレストランで夫婦の会話を盗み聞きしただけで、夫婦の中でだいたい何が起こっているのかわかるのだそう。この発見の興味深いところは、この4つの感情は夫婦間の好意的な感情にまでも影響を及ぼし、94%の確率で時間をかけて関係は終わりに近づいて行くというところです。 中でも「軽蔑」の感情が最も決定的です。愛する妻、夫に軽蔑されるとそれがストレスとなって免疫まで下がるので、相手が風邪を引き安いかどうかまでわかるのだそうです。 「軽蔑」なんてしてないと思いがちですが、上下関係を作って相手を下に置いた時点で軽蔑が生まれているものです。それはちょっとした言葉や態度に表れているかもしれません。「外で仕事をしている自分の方が偉い」というのもそれに当たります。「はぐらかし」「防衛」も危険なサインで、妻がイライラし、突き詰めて批判する時のリアクションとして、夫に多く見られる傾向ではないかと思います。 尊敬できない相手とはそもそも夫婦でいることが間違っていると思う人もいるかもしれませんが、人間には得手不得手があるものです。相手の尊敬できるところを見つけるのが上手になると、ちょっとしたことで批判しなくなるから、それに対する防衛やはぐらかしの必要性も減り、好循環に傾きます。相手に軽蔑されていると感じたら、「私のこれだけは負けない。」というのを何でもいいから作ってみるのもいいかもしれません。

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夫が妻に望むこと

夫が妻に望むこと 1位:いつも機嫌良く笑ってくれる 2位:自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる 3位:家計を上手に切り盛りしてくれる 4位:家をきれいにそうじしてくれる 5位:悩みでもなんでも話してくれる (夫婦問題研究家岡野あつこ  実践カウンセリングより) よくある妻の良い分 「いつも機嫌良く笑ってくれる」は簡単そうで最も難しい。夫がそうさせてくれないのが現実。感謝の言葉はかけてもらえないから、こっちもかけなくなる。 家計を上手に切り盛り?稼ぎが悪いから家計が切り盛りできない。 夫がちらかすから家がちっともきれいにならない。少しはそうじを手伝え! 「悩みでもなんでも話しい」といわれても、話を聞いてくれないから悩みでもなんでも話す気にもならない。 ………などと言っていたらきりがなく、実は相手も妻が求めることに対し同じ様にを思っている可能性大です!一つ大人になって自分から少し望みに応えてあげると、相手も応じてくれるかもしれません。

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結婚の謎

ウイリアム・グラッサーの「結婚の謎」を読みました。ウイリアム・グラッサーは精神医療の新しいアプローチで世界的に高い評価を得ている医学博士です。 著者によると、自分の今の夫婦関係は自分が選択して作り出したものです。全ての行動「行為」「思考」「感情」「生理反応」は、自分が選択しています。落ち込んでいる時も、「落ち込む」という行為を選択しているのです。落ち込みや惨めさの正体は、「誰かがあなたのことを助けてくれるのを期待して待つ」、「努力を必要とする他の行動をしないで安易にできることで済ませたい」といった理由から選択されたこと。 ウイリアム・グラッサーはこの選択理論を用い、結婚生活を読み解いていきます。わかっていても忘れがちなことなど、改めて気づかされる部分がたくさんありました。勝間和代さんも以前にお薦めされていた本です。 以下、著者の言う7つの致命的習慣 1. 批判する 2. 責める 3. 文句を言う 4. ガミガミ言う 5.  脅す 6. 罰する 7. 自分の思い通りにしようと褒美でつる これらの習慣を繰り返せば、どんな結婚もその終焉を迎えるとのこと。わかっていても現実の生活でしないようにするのはなかなか難しいことですよね。

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