自分の扱い方

勝間和代さんの本に、「自分の扱い方を人に教えよう」という言葉があります。「Life Strategy」というアメリカで大ヒットした本から学ばれたそうです。「私ばかり損をしている」「不当に扱われる」と思っている人は多いと思いますが、それは自分がそういうように扱われるように周りに対して対応してしまっているからとのことです。私も似たような経験がありとても共感できました。

例えば、職場で不満を言わずに黙々と言われるままに動いていれば、上司に私をそのように扱ってくれと説明していることと同然とのことです。

夫婦関係でも同じことが言えると思います。嫌なことがあっても、「まあいいか」「今回だけだから」と相手の言う通りにしたり、不満を伝えずにいると、相手はあなたをそうやって扱い続けていいのだと思い込んでしまいます。それが積もり積もっていくと、モラハラや暴力にも繋がる可能性があります。

たまには自分がどのように扱われたいのか、はっきりと主張してみましょう。また、今自分の扱われ方を気に入っている場合は、それが好ましいことも伝えてみると、相手も安心するでしょうし、自分をますます快適に扱ってくれるようになるかもしれないですね。

価値観の違い

東日本大震災を機に、夫婦間の価値観の違いを実感している人も少なくないと思います。実際に、相談所には離婚相談が増えているようです。

被災地に両親がいる人は、両親を呼び寄せ同居をすることに関してパートナーの同意が得られないという場合もあるでしょうし、都内在住でより安全な場所への転居を話し合っているカップルもいるでしょう。妻が、放射線の子供への影響を心配し引っ越したい場合、転職を伴うなら夫にとってはとても大きな決断になります。しかしこれは逆に生き方を見直し、自分にとって何が大切なのか、そしてそれは何故なのかを整理する良いチャンスでもあります。仕事が人生そのものであったり、家族と同じくらい、もしくは家族よりも大切だと考えている人もいると思います。それはそれで、その人の価値観です。どうせ言っても分かってもらえないと思うのではなく、納得がいくまでとことん腹を割って話し合った方が良い。そもそもカップルで価値観が同じということの方が珍しいのだから。でも言い方には工夫が必要です。

生き方に関して話し合える(言い争える)パートナーがいるというのはありがたいことだと思います。実際、震災後に結婚を考え始めた人や結婚を決めたカップルもたくさんいるようです。大手の結婚相談所では、関東の女性でみると今年の4月の資料請求は、前年同月比24%増。新宿高島屋のアクセサリー売り場では、4月1~19日の婚約指輪の売り上げが前年同期比で約4割増加。(asahi.com 5月15日の記事)停電中に一人で不安な時を過ごす中、家族を作ることの大切さを実感した人も多いのかもしれないですね。

 
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内助の功

何歳になってもその人の気持ち次第で人生のやり直しはできるもの。自分の人生を見つめ直し、会社を辞め起業したり、キャリア転換のために大学に行ったり、資格の勉強をする人も多くなっています。もし結婚している人なら、家族への責任感からそういった選択を躊躇する人もいれば、パートナーのサポートがあるからこそ、思い切った決断ができる場合もあるでしょう。

もし夫が会社を辞め、弁護士を目指すために司法試験の勉強をしたいといったら躊躇する妻は多いかもしれない。司法試験に受かるまでの間、自分の稼ぎで生活を支えてた結果、試験に合格し稼いでくれる保証はあるのか。子供を持つタイミングは?弁護士になってお金を手にしたとたん浮気するんじゃないだろうか。。。

パートナーを支えていくなら、相手に頼まれたからではなく自分の意志による選択かどうかを自分に再確認してみるのが良いです。そうすることによって、どういう結果になったとしても受け入れやすかもしれません。相手に尽くし役に立つことで、自分の存在意義を確認し満足するという傾向にある人は、相手のためというより自分のためにやっているとも言えるのだから、それで自分を納得させるというのもありです。

パートナーの経済的支えを受け医者や弁護士など特殊な資格を必要とする職についた後、もし離婚になった場合、サポートした側は内助の功に値する分与を受ける権利があります。その時パートナーに有形の財産がない場合は、財産分与の額を決めて月々の分割払いの取り決めをすることもできます。(ケースバイケースですので具体的には弁護士に相談してください)

 

 

妻が夫を嫌になる些細なこと

以下は、夫が継続して行うと妻がだんだん夫を嫌になる些細なことのリストです。相談者の方や友人のご意見を参考に作りました。

 

-いつもパソコンやゲームばかりしている

-二言目には「忙しい」、「疲れた」という

-頼まないと動かない

-ゴミをゴミ箱にいれない

-お風呂になかなか入らない

-お風呂場に歯ブラシを置きっぱなし

-だらしのない格好でゴロゴロする

-靴下を脱ぎっぱなし

-トイレを汚したままにする

-私ではなく自分の親をかばう

-あきらかにウソとわかる言い訳をする

-私の話をさえぎる

-買い物中あきらかにつまらなそうにする

-せっかく作った料理を食べるのがいつも早い

-洗濯物を洗濯物かごにちゃんといれずに、靴下がはみ出していたり落ちていたりする

-ジャムなどの蓋を開けっ放し

-切った爪を床に落としっぱなし

-肩肘付いてずっとパソコンを見ている

など。まだまだいろいろありましたが、取りあえずここまでにさせてもらいます。

 

 

東日本大震災を機に

この大地震が発生してから10日が経ちましたが、とても長く感じられた10日間。被害を受けられた地域の皆様に、お見舞い申しあげますと共に、一日も早い回復と多くの人が元気を取り戻せるよう祈っています。

 

この震災を機に、パートナーの大切さに改めて気づいた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。いるのが当たり前の存在で普段は気にかけることが少なくても、地震発生直後は安否を心配し、いろいろな思いが頭を巡ったことだと思います。なんでもない普通の生活への感謝の気持ちも自ずと湧いてきます。逆にパートナーの頼りなさや価値観の違いをつくづく実感したという人もいるかと思います。この地震はこれまでのライフスタイルや人間関係、価値観などを改めて見直す良い機会だと前向きにとらえ、明るい日本の未来のために、今日出来ることを頑張っていきたいと思います。

 

それにしても枝野官房長官の対応の姿勢と忍耐力はすごい。尊敬します。会見の度に、客観的にわかりやすく自分の言葉で説明し、失礼とも見えるメディアに対しても、冷静に出来る範囲で回答しています。当たり前のことですが、こういう時に当たり前のことができなくなる人はたくさんいます。

 

格差婚

現実社会の様々な場面で、男性が女性より上位ということは当たり前でなくなってきていますが、いざ結婚となると地位も収入も年も自分より上で自分をリードしてくれる男性が良い、という女性はまだまだ多い。しかし、結婚がなかなか出来ない今のご時世ではそんなことは言ってられなく、旧来の結婚のフレームにとらわれない恋愛を経て、格差のある結婚にたどり着くカップルも増えて来ています。歴史的に見ると格差のある身分制社会では、身分の低い男性は結婚できず、身分の低い女性は正妻になれず、60年代の高度成長期になりやっとほぼ全員が結婚し子供をもてる時代になり、結婚しない生き方は社会的に受け入れられにくくなってしまいました。

話がそれたので本題に戻りますが、格差婚をうまくい行かせるためにはまず第一に「妻が夫をたてる」ことが大切です。結婚関係は、やはり男が優位に立つことでうまくバランスが保たれる場合が多いです。

格差婚のいくつかのパターン。

1. 妻のほうが年上でキャリアも長く積んでいる

この場合、最近の夫は自分を納得させることができ、プライドを保てる場合が多い。夫は妻のリーダーシップを心地よくも思う。しかし、夫がそれに甘えてあぐらをかいてしまう場合もあるので、夫のチャレンジ精神を刺激し、適切な褒によりモチベーションを高めるための日々の言葉がけが必要だと思います。

2. 夫が年上でキャリアも長いのに、妻の方が地位も名声も給料も高い

この場合、妻も夫も精神的に大人になり、経済的にもお互いが自立した関係を築いていくのがいいと思います。妻は多忙であっても夫の仕事に興味を示し、敬意を払い、人前ではたてるということがポイントです。そして、地位と名声を手に入れているキャリアウーマンはそれをうまくやってのけることができるのです。夫は妻に嫉妬しないためにも自分のアイデンティティ、自分が没頭できることをしっかりと持っている方が良いです。コピーライター、弁護士、シェフなどといったそれぞれに個性のある全くの異業種の場合はうまくいく場合も多いです。

3. 最初は夫の方がキャリアも、収入も上だったが、結婚後に妻が追い越す

このパターンは一番危うい。夫が自尊心を維持することが難しくなり、自分を守るために攻撃的になるか、嫉妬し自分を卑下し関係を放棄してしまう可能性があります。この結婚を維持する方法は、妻が自分の出世や昇級を内緒にしておくか、出産のタイミングで一時的に家庭に入るなどの戦術が必要かもしれません。

 
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別居後の生活費の分担

夫婦には婚姻から生じる衣食住の費用、医療費、交通費などを分担する義務があります。 共働きでも、「男なんだから生活費は全て男が出すべき」と考える女子はまだまだたくさんいて、それを実現している日本男児は素晴らしいと思う。

離婚を考えていて、でも離婚の前にまず別居となった場合も婚姻費用の分担義務はなくならないので、所得が多い方が相手に婚姻費用を支払う必要があります。もし稼ぎ頭の妻が勝手に出て行ってしまって家のローンの支払いなどに応じない場合は、婚姻費用の分担の調停を申し立てをすることができます。しかし時間がかかりますので、今すぐにでもお金が必要という場合は早急に審判を出してもらうことも出来ます。

また、夫婦は同居の義務がありますので、同意なしに出て行って帰ってこない場合は、同居を求める調停を申し立てることができます。

 

 

 

世界の結婚観

世界で最も離婚率の高い国はベルギーで、70%。

2位は66%のエストニア、3位は61%のチェコ。

日本は26位とそれほど高くはありません。

ベルギーはカトリックの国でもともと離婚率は低かったのですが、女性の社会進出や2007年の法改正に伴う離婚手続きの簡易化により、ここ数年で離婚が急激に増えたのだそうです。結婚している人のうち7割が離婚しているのを目の当たりにすると、結婚に疑問を持つのも当然で、実際に結婚しない若者が増えてきています。また、結婚前に財産分与などの結婚誓約書を交わし、離婚時にもめないように先手を打つカップルもいるようです。愛があるうちに取り分を決めておくのは、万が一の時の争いを避けるためにとても有効な方法だと思います。離婚、再婚しても元パートナーとお互いに行き来をする場合が多く、複雑な家族構成をわかりやすく説明する子供用絵本もあるようです。

オーストラリアやニュージーランドではデファクトという「事実婚」を、意味する言葉があるのですが、一年以上一緒に生活していることを証明できれば、結婚しているのと同様の扱いを受けます。以前私が仕事で面接したニュージーランドの女性は経歴書に「デファクト」と書いていました。日本人で経歴書に既婚、未婚、家族構成を書く人はいるかもしれないが、「事実婚」「内縁」などを記する人はまずいないでしょう。彼女が入社してしばらくしてからこの件について話してみたところ、「結婚してもデファクトでも実生活では何も変わらないからあえて結婚する必要はない。結婚する理由をあげるとしたら伝統業行事として」とのこと。

知り合いのドイツ人女性は、結婚というシステムに対して反対であったが、パートナーの日本人男性との間に子どもが生まれ、籍をいれないことによって生じる不都合が多かったため、入籍せざるを得なかったとのこと。

日本では、結婚を「節目」「けじめ」と結びつける考えがまだまだ強く、それは婚姻関係への誠実さや責任感という点で良い方向に働いていると思います。同棲を続け結婚に踏み切れなかったカップルは、戸籍の問題などから子供が出来たタイミングで結婚する場合も多いです。離婚後再婚となった場合、前のパートナーとの付き合いは良くも悪くも途絶えてしまい、子供が迷惑を被ることは少なくありません。他国では現実的でより合理的なスタイルが既に習慣化されていて、その良い部分を日本の社会も許容できたらいいなと思います。

妻が夫に望むこと

妻が夫に望むこと

1位:自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる

2位:決断力を持ち家庭を引っ張ってくれる

3位:話を良く聞いてくれる

4位:結婚式、誕生日など記念日を忘れない

5位:いつも機嫌良く笑ってくれる

6位:興味のない話題にも積極的につきあってくれる

7位:作った料理をおいしいと言ってくれる

8位:子供とよく遊んでくれる

9位:悩みでも何でも話してくれる

10位:バリバリ働いて稼ぎを増やしてくれる

 

これは500人を対象に行った日経新聞の調査ですが、「自分がしたことに感謝の言葉をかけてくれる」は2位に大差をつけてダントツ1位になっている。それだけ、感謝の言葉はうれしいものです。ちょっとした言葉でみじめな気持ちが救われたり、尊敬されているという満足感を得られたりするものです。「ありがとう」という直接的な言葉がなくても、「あ、これやってくれたんだね」とか「部屋がすっきりしたね」などのちょっとした気づき、夫の関係の会食に参加してくれた時には「来てくれて楽しかった。」などの言葉は、やる気を与えてくれます。もし直接言うのが難しい場合は、facebook、ツイッターなどで、奥さんを褒める言葉や感謝の気持ちをさりげなくつぶやくのも良いかもしれません。妻は夫のつぶやきをけっこう見ているものです。

個人的には2番目に、「良く気がつき同時に複数のことをこなしてくれる」というのを入れたい。男性は一つのことに集中する仕事をより得意とする傾向があるが、外出の準備などでバタバタしている時に、一つのことが終わった後じーっと待っていられるとがっかりしてしまう。気がついて小さなことでも指示がなくテキパキやってくれると本当にうれしい。

6位の「興味のない話にも積極的につきあう」というのは、時には酷なような気がするので私は夫に求めないですが、かわりに友達と会って話す時間や飲みに行く時間を作るために協力してくれるとうれしい。それがお互いにできると良い関係を続けていけると思います。

外国人夫への期待

「外国人の旦那さんだと、奥さんに優しく、家庭を大切にしてくれるでしょ?」とよく言われますが、みんながみんなそうではない。国によっても違うし、育った家庭環境にもよります。でも一般的な傾向として、オーストラリア人は男女公平が基本で、荷物を持つのも支払いもフィフティフィフティ(共働きの場合)。その分相手の考え、行動へのリスペクトも高い。家事をしてくれる人もいるのでしょうが、しない(気にしない)人も多い。イギリス人はエレガント、レディーファーストで奥さんにとても優しい。家事も育児もとても良く手伝ってくれて羨ましい限りです。その分と言っては何ですが、奥さんもしっかりばりばり働いている場合が多い。アメリカ人もとても奥さんに優しい。愛情表現も豊かで気配りもでき寛大です。でも家計はしっかり夫が握り、実質上の権力は夫が握っている場合が多いのではないでしょうか。

傾向として外国人夫&日本人妻の組み合わせでうまくいっているのは、妻が自立している場合が多いようです。結婚したら仕事をやめて家庭に入りたいと考えている女性は年々減っていますが、そういう考えの人は国際結婚にはあまり向かないと思います。

何かの調査で世界で夫にしたい男性国籍ワースト3には、日本、オーストラリア、ドイツが入っていると友人が教えてくれたのですが、日本人と結婚した経験があり、現在オーストラリア人と結婚している私はかなりタフな妻になりそうです。でもその情報もっと早く教えてほしかったな。